【コラム】スリランカの経済成長率7.5%、来年度も維持される見通し

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column042014年9月、アジア開発銀行は、今年4月に発表した「アジア経済見通し2014年版(ADO2014)」の改訂版を発表しました。これに関し、スリランカのインターネットニュースサイト『ColomboPage』は、「来年もスリランカは7.5%のGDP成長率を維持」と題する記事(2014年9月25日付)において、改訂版におけるスリランカ経済の見通しについて解説していますので、ご紹介いたします。



●インフレ予測にも関わらず、7.5%の成長予測は維持。
 下半期での民間部門への信用と投資の増加が、
 持続的な経済成長への鍵

1 GDP成長率は2014年上半期において一貫して堅調に推移(1/4期7.6%、2/4期7.8%)しており、2014年・2015年のGDP成長率は7.5%と予測。長引く干ばつが下半期の成長に影響を与える可能性があるものの、2014年の成長予測は維持された。

2 インフレ率は4.4%(1月)から2.8%(6月)となったが、8月に3.5%と上昇。干ばつが下半期に食品のインフレをさらに加速する可能性があるが、2014年の5.0%の平均インフレ率の予測は維持され、来年は6.0%に増加との予測。

3 主要輸出品(衣服、茶、その他)は2桁成長を示し、輸出が16.8%増加する一方、輸入が1.2%減少。貿易赤字は20.1%縮小し、収支バランスは著しく強化改善された。貿易外収支は、観光が33.8%急増し11億ドル、労働者の送金が10.6%上昇し34億ドルと上昇傾向。海外直接投資は2倍の4億4230万ドルに達した。外貨準備高の総額は92億ドルまで増加(2014年6月末日)。銀行貸出レートは低下したものの、実質金利は安定している。

民間部門への信用にわずかな増加があり、下半期での民間部門への信用と投資の増加が持続的な経済成長への鍵になるだろう、との改訂版の記述を紹介し結んでいます。

出典記事
http://www.colombopage.com/archive_14B/Sep25_1411667928CH.php

参考
アジア開発銀行 「アジア経済見通し2014年改訂版 」
(Asian Development Outlook 2014 Update: Asia in Global Value Chains)
http://www.adb.org/publications/asian-development-outlook-2014-update-asia-global-value-chains

海外活用コラム 執筆:GTAC(2014年10月16日付)

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