【コラム】スリランカの都市化と経済発展Vol.1~例外的なスリランカ

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スリランカは世界で最も都市化が進んでいない国の1つであり、中所得国において例外的な存在とされています。このようなスリランカの状況は、経済発展にどのような影響があるのでしょうか?スリランカの新聞社『The Daily Mirror』において、興味深い記事がありましたので、今回から3回にわたって紹介していきます。

第1回目は、スリランカの都市化の現状を見ていきましょう。



●都市化がなくても中間所得国になった例外ケース

「都市化はスリランカの次なる成長要素になりうるか?」(原題:Could urbanization be the next growth driver in Sri Lanka?)と題するコラムにおいて、スリランカの都市部の人口はわずか18.3%であり、年々わずかに低下しているという国連の統計を引用し、スリランカは世界で最も都市化されていない国の1つとしています。

ここで言う都市化とは、地方から都市部へ移住する人口の増加と、それに伴う都市部の拡大と定義しています。

そして、経済学では経済成長(国民1人当たりGDPの増加)と都市化は密接に関係があるとされているといい、都市人口の急速な増加を伴わずに中間所得国に成長したスリランカは、例外ケースであるようだとしています。

しかし、都市化は必ずしも経済成長をもたらすものではなく、中国やマレーシア等のアジア諸国では都市化と経済成長に密接な関係がみられるものの、アフリカや南米大陸の国の中には、GDPの増加を伴わずに都市化が進んでいる国もあるとしています。その理由として、インフラ開発に失敗したため都市化のメリットを得られていないからであるとしています。

では、なぜスリランカの都市化は進んでいないのでしょうか?
次回はその理由をみてみましょう。

第2回>へ続きます。

出典:
http://www.dailymirror.lk/53644/could-urbanization-be-the-next-growth-driver-in-sri-lanka

海外活用コラム 執筆:GTAC(2014年10月20日付)

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