【コラム】海外資本が盛り上げるスリランカ不動産市場

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政府主導の積極的な開発支援と、民間セクターの意欲的な計画に支えられ、スリランカの不動産業界はますます有望だという分析を中国の英字新聞社の上海日報が伝えていますので、ご紹介します。実際、いまスリランカの街を歩くと、大型ビルディングや施設の建設現場を数多く見かけます。現在、具体的にどんなプロジェクトが進んでいるのか、その一端を知るうえで参考になるのではないでしょうか。


○スリランカ不動産は外国人に魅力的な投資先


「Sri Lanka’s budding real estate industry aims to change Colombo’s skyline」と題された記事がそれです。30年におよぶ内戦(~2009年)が終結したスリランカには、いま世界中から様々な企業が進出してきています。記事では、香港のシャングリ・ラやインドのKrrishといった企業が、スリランカ地元企業と組んで高級マンションや複合型施設の開発プロジェクトを立ち上げており、これらのプロジェクトは、今後3年間で約10億ドルもの海外からの投資をスリランカにもたらすと伝えています。

たとえば、香港にグループの拠点を置くシャングリ・ラは、スリランカに3つ目のベンチャーを立ち上げ、その投資額は8.5億米ドルにも上るとのこと。プロジェクト第一段階の投資は2.5億米ドルで、そのうち5500万ドルの初期投資は12月までにシャングリ・ラからスリランカ政府に支払われるとのことです。これについて、スリランカ投資促進大臣は「プロジェクト全体は52週間で完了し、ホテルもスケジュール通りに完成するとシャングリ・ラは保証した。実際、彼らは期限を順守するため、精力的に作業を進めている」というコメントを寄せているということです。シャングリ・ラは、ハンバントタ南部の町にも、1億2000万ドルの費用をかけた2番目のホテルを建築し、今年中にホテルを始業させる予定とのことです。

このほか、世界的な中国の製造会社AVICインターナショナルも、スリランカ政府と共同で、この10月に豪華な602室もの部屋を兼ね揃えた4棟のアパートをローンチし、また、オーストラリアのギャンブル王ジェームス・パッカーズによるクラウンのプロジェクトも、カジノを設けないという条件で、今年初めにスリランカの議会の承認を得たと記事は伝えています。

不動産のエキスパートである、国際建設コンソーシアムCEOノマール・ペレラは、「土地所有は投資というよりも資産だと一般的には考えられているが、スリランカでは、特にコロンボとその周辺の土地が高騰しているため、長期的な投資として捉えることができる。不動産は株式などの投資とは異なり、自分で現地に足を運んでその価値を吟味したり、バックグラウンドを調べたりすることができることから、証券投資などに比べて騙されにくい」と主張していると記事は述べています。

実際、スリランカは昨今、不動産投資と長期リースを奨励するため、外国人の土地購入に関する法律を合理化しました。スリランカにおいて、不動産投資がルピーの貨幣価値の下落から財産を保護するためのインフレヘッジであることを考えると、セカンドハウスや、休日用のバンガロー、あるいはオフィススペースの購入が、今日のスリランカでは最も魅力的な長期投資と言えるのではないか、と記事は伝えています。

出典記事:http://www.shanghaidaily.com/article/article_xinhua.aspx?id=255683

海外活用コラム 執筆:GTAC(2014年12月10日付)

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