【コラム】貸付残高が伸びるスリランカの商業銀行

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IMG_4798特に観光、教育、健康、ビジネス•プロセス•アウトソーシング(BPO)の分野での成長を見通しているセイロン商業銀行では、貸し付けポートフォリオのうち40%が中小企業ですが、近年、その貸付残高が順調に伸びてきているそうです。Bloombergによって配信されたスリランカ最大手の商業銀行についての記事「Biggest Sri Lankan Bank Sees Credit Growth at 3-Year High」をご紹介します。


◯上向きの経済と政府による新施策が貸出増加に貢献

機械設備と商用車の売上が伸びたことによるローン需要が高まりにより、スリランカ最大の商業銀行、セイロン商業銀行は貸付残高がここ3年間で最も早いペースで増加すると予想しているそうです。貸付残高の前年度比は、3年前の8%増、2014年度の11%増を上回って、今年度は12%と予測されているとのことです。

2011年以来の早いペースでの経済発展と借入コストの低さが、小規模企業が事業拡大のためにローンを利用することを後押ししていると記事は述べています。また政府職員の給与を増やし、必需品の価格を下げるという、シリセナ大統領の施策も貸出への需要を高める可能性があるとNDB Wealth Managementのアナリストが分析しています。

1月29日、政府はシリセナ大統領が選挙キャンペーンで掲げた公約を実行し、国家公務員の給与を最大10,000ルピー(75米ドル)上げるとともに必需品の価格を下げたとのことです。

「昨年の後半から、中小企業の間で消費と信用が増加しており、それらの企業から商業銀行は利益を得ている。今後2、3四半期の間で更に貸出は増えるだろう」という先のアナリストのコメントを記事は引用しています。

コロンボ商業銀行は、昨年9月末までの3ヶ月間に利益21 %増を記録し、12月末までの最終クォーターでも同様の増加が見込まれているとのことです。

出典:http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-02-12/biggest-sri-lankan-bank-sees-fastest-credit-growth-in-3-years

海外活用コラム 執筆:GTAC(2015年3月3日付)

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