【コラム】インド・スリランカ、経済交流の拡大を議論

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写真提供:スリランカ大統領公式サイト http://www.president.gov.lk/president/

写真提供:スリランカ大統領公式サイト
http://www.president.gov.lk/president/

スリランカはインドやパキスタンという、南アジアの巨大市場とFTAを結んでいます。これまで中国寄りの姿勢であったのが、政権が変わってインド寄りの姿勢に転換したと言われていますが、3月13日になんと28年ぶりとなるインド首相の訪問を受けました。これに先立ち、両国間の経済交流をさらに発展させるべく、通商交渉が行われたとのことです。この協議について、インドのThe Economic Times紙が「India, Sri Lanka discuss FTA implementation, trade issues」という記事を掲載していますのでご紹介します。

◯インドとスリランカ間に送電網設置の構想も

3月13日から14日にかけて、インドのモディ首相はインドの首相として28年ぶりにスリランカを訪問しました。その訪問に先立ってインドとスリランカ両国は、1998年に両国間で締結された自由貿易協定(FTA)の履行や、経済協力の拡大、貿易不均衡の課題などについて協議したとのことです。

話し合いの中で、インド側の通商代表は、インドからの対スリランカ投資を増やすことは、スリランカの輸出能力を強化し、インド市場における製品とサプライチェーンの結びつきを促進することに繋がると述べたそうです。

スリランカとインドは、先月、インドを訪問したスリランカ大統領によって、民生用原子力協定を締結しましたが、非従来型エネルギーを含むエネルギー分野での協力もまた議論されたとのことです。スリランカにおいては風力発電のポテンシャルが注目されており、また両国間で送電線を接続することも議題に上っています。また観光分野についても議論し、スリランカとインド間のフェリー運行を早期に再開させることにも合意をしました。

一方で、貿易不均衡や非関税障壁についても話し合われましたが、双方とも、二国の経済間で利用可能な機会を最大限活かし二国間貿易をバランスよく拡大していくことで合意。またジョイント・ベンチャーを立ち上げる形でインドが投資をすることで、民間レベルでも協力関係を促進させていきたいという方向性を確認しています。

出典:http://articles.economictimes.indiatimes.com/2015-03-06/news/59844417_1_trade-delegation-trade-imbalance-commerce-secretary-rajeev-kher

海外活用コラム 執筆:GTAC(2015年3月16日付)

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