【コラム】スリランカで存在感を増す宝飾産業

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IMG_3023世界のトップバイヤー、メーカー、マーケティング担当者などが集まった、宝飾に関する国際的なフォーラムがコロンボで開催されました。ここで、複数のスリランカの宝飾業者が、国際的なブランドとの間に生産リンクを確立し、スリランカの宝飾業界の競争力の高さと、品質の良さを証明しました。今後、スリランカの宝飾業界への注目がさらに高まることが予測されています。今後の展開について、カメハメハ倶楽部と提携している現地メディアサイト「Economynext」が、「Sri Lanka jewellery trade seen growing strongly on tourism, exports」という記事を掲載していますので、ご紹介します。


○世界的なブランドとも生産協定を締結

過去3年間で一人当たり所得が7.5%上昇し、観光客数は24%、宝飾品の輸出額は22%伸びており、国内・旅行者・海外という3つのセグメントにおいて、それぞれ宝飾市場の発展が見込まれとします。

スリランカは、2014年度の宝飾業界全体の市場規模は約2億ドルで、そのうち国内市場が約1億ドル、観光客市場が約7000万ドル、そして輸出が約2000万ドルという内訳です。ちなみに宝飾の輸出額は、同国の輸出品目のなかでも第4位となっています。

市場規模だけではなく、その生産技術も向上してきています。「高級茶からデザイナー・レーベルやブティックホテルに至るまで、スリランカといえばラグジュアリーだという評判を得ている」と識者が言うように、スリランカの宝飾製作の技術も、スイスやドイツ、日本のような、高級マーケットに輸出するほど向上してきていると言えます。

現在では、スリランカで取れたサファイアは、ひとつ残らずすべて、スリランカにて研磨されていますが、過去はそうではありませんでした。 そして今後の目標としては、サファイアがついている宝飾自体の製作も、スリランカにて行うことだと言います。

国内市場に目を向けると、スリランカらしい独自性も見えてきます。「宝飾品はステータスシンボルのためだけでなく、厳しい時期に現金に換えるために購入される」と指摘されているように、スリランカでは宝石類を担保にした貸付や、質屋への持ち込みが、年間であわせて25億ドルにものぼり、商業銀行の個人貸付総額のうち14.4パーセントにも占めています。

また、スリランカの宝飾業界では従業員の30パーセントが女性であり、女性の経済的自立という点においても、重要な産業であることが指摘されています。

出典:
http://economynext.com/Sri_Lanka_jewellery_trade_seen_growing_strongly_on_tourism,_exports-3-1845-7.html
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海外活用コラム 執筆:GTAC(2015年6月2日付)

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