スリランカを知るためのキーワード【親日国】

IMG_3658

Hatred ceases not by hatred, but by love.

本サイトのトップにも載せたこの言葉。仏陀の言葉です。
「憎悪は憎悪によって止むことなく、愛によって止む」という意味です。

2013年放映の「世界ふしぎ発見!」のスリランカスペシャル、2014年の「未来世紀ジパング」の知られざる親日国シリーズでも放映されましたので、ご存知の方も多いと思いますが、スリランカと日本を語る上で、日本人として知っておくべき言葉です。

この言葉が語られたのは、1951年のサンフランシスコ講和会議です。当時のセイロン代表として出席した、故ジャヤワルダナ元スリランカ大統領(Junius Richard Jayewardene 当時セイロン蔵相)が、「憎悪は憎悪によって止むことなく、愛によって止む」という仏陀の言葉を引用し、対日賠償請求権の放棄を明らかにするとともに、日本を国際社会の一員として受け入れるよう訴える演説を行いました。この演説により、賠償請求や日本の分割統治案(米国・英国・ソ連・中国)の廃案の流れが形成され、日本の国際社会への復帰の道が開かれたとされています。

2014年9月に日本の首相として24年ぶりにスリランカを訪れた安倍首相は、同国でのフォーラムにおいて、以下のスピーチを行っています。
「皆様よくご存じのとおり、1951年のサンフランシスコ講和会議において、日本の主権を擁護する演説を行って下さったのは当時のジャヤワルダナ・セイロン蔵相でありました。今日の日本という「国のかたち」があるのは、その演説の大きな後押しを受けてのものです。」
平成26年9月7日 日本スリランカ・ビジネス・フォーラムにおける安倍総理スピーチ

スリランカに行くと、ミーティング相手も、ホテルのドライバーもこのスピーチのことは知っています。「知られざる親日国」から「日本人なら誰でも知っている親日国」に早くなって欲しいものです。スリランカへGO。

故ジャヤワルダナ元スリランカ大統領の演説